概要
可視化ツールとして有名なKibanaについてです。
Kibana 4.3 では Elasticsearch 2.x が必要なのでインストール方法をまとめました。
環境
- Ubuntu 14.04
- Elasticsearch 2.1.1
- Kibana 4.3.1
Elasticsearch2.xのインストール
ElasticSearch 2.x のインストールを参考にインストールします。
Kibanaのインストール
4.1まではaptパッケージがありましたが、それ以降はオフィシャルで公開されていないため直接ダウンロードします。
ダウンロード後は/opt
へ解凍します。
init.d
用のスクリプトが/opt
を指定しているため、別フォルダに置きたい場合はスクリプトも修正してください。
$ wget https://download.elastic.co/kibana/kibana/kibana-4.3.1-linux-x64.tar.gz $ tar xvzf kibana-4.3.1-linux-x64.tar.gz $ sudo mv kibana-4.3.1-linux-x64 /opt/kibana
OSSのinitスクリプトをダウンロードしてサービスとして使えるようにします。
$ sudo curl -o /etc/init.d/kibana https://gist.githubusercontent.com/jun06t/ccf8a71bb172bb68f534/raw/755b8a22927f78b5151169f4bbdd1066e182ff60/kibana $ sudo chmod +x /etc/init.d/kibana $ sudo update-rc.d kibana defaults 96 9
4.2以上で「メモリリークでは?」という問題があり、実際にV8の上限(1.5G)までメモリを使ってしまうため、それを制限します。
/etc/default/kibana
NODE_OPTIONS="--max-old-space-size=256"
完了したら起動します。
$ sudo service kibana start
動作確認
へアクセスします。
※ indexを調べると気づくのですが、settingでnumber_of_replicas
を0
にしているのに、.kibana
がデフォルトで replica
を作るのはデグレです。対応はすでにmergeされているため次のバージョンで改善されます。