概要
以前以下の記事でhomebrewの過去バージョンの使い方を紹介しました。
あれからHomebrewも変わり、以前の方法ではうまくいかなくなったため新しい過去バージョンのインストール方法を紹介します。
環境
- macOS Catalina 10.15.6
- Homebrew 2.5.2
現在(slack orb v4)は新しい連携方法に変わっています↓
以下(slack orb v3)は古い連携方法です。
旧UIでは以下のような設定画面でslack連携を行っていましたが
新UIからはこの設定方法はサポートされなくなり、新しくSlack Orbを使った設定方法に変わりました。
続きを読むSPF(Sender Policy Framework)はメールのなりすましを防ぐための送信ドメイン認証の手法です。
さらに細かく説明すると
SMTPのTCPコネクションの送信元IPアドレスと送信元メールアドレス(エンベロープFrom)のドメインのTXTレコードに含まれるIPアドレスが合致するかどうかを確認する手法です。
この仕組みを図を交えながら説明します。
前もって知っておいた方が良いことを書きます。
From | 役割 |
---|---|
エンベロープFrom | バウンスを処理する場合などに使われるシステムが利用するアドレス SMTPのMAIL FROMコマンドで指定されるreverse-path メールボックスに受信すると Return-Path ヘッダとして挿入される |
ヘッダFrom | メールクライアントでFromとして表示される人間が利用するアドレス |
SPFはこのエンベロープFromが正しいかチェックする仕組みです。
続きを読むGoでは簡単にコマンドラインツールが作れますが、人によって引数やオプションといったインタフェースがバラバラになりがちです。
POSIX Utility Syntax Guidelinesというガイドラインがあるので、これに則るとUnixライクな統一されたインタフェースのCLIツールになります。
例えば文字列の入ったファイルがあり
$ cat sample.txt hogefuga
入力文字列をすべて大文字にするコマンドcapitalize
を作る場合、以下の3つのインタフェースをサポートするイメージです。
$ cat sample.txt | capitalize HOGEFUGA $ cat sample.txt | capitalize - HOGEFUGA $ capitalize sample.txt HOGEFUGA続きを読む
gRPCでは1つのHTTP/2コネクション上でstreamを多重化します。
しかしidleなコネクションは、LBなど間に介在するネットワーク機器によって気づいたら切断されているケースがあります。
そうならないよう、定期的にパケット(PINGフレーム)を流して「idleではないよ」とコネクションを維持しようとするのがいわゆるkeepaliveという仕組みです。
gRPCではデフォルトの設定では無効になっている&地味に設定が細かいので1つ1つ説明します。
大きく2つあります。
1つ目は先に述べたようにidleコネクションを維持するためです。
2つ目は死んだコネクション(TCPハーフオープン)があったら切断し、再接続するためです。
例えばNLBでは350秒以上idleなコネクションが切断される仕組みがあり、これによって普段あんまりトラフィックの無いサービスでいつの間にか切断されており、次回のリクエストでもその死んだコネクションをそのまま使おうとしてエラーになるケースをちらほら見かけます。
1つ目の対応でコネクションを維持するのも解決策の1つですが、切断された古いコネクションを使い続けないよう、再接続するというのも1つです。