2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧
概要 機密情報の管理はいつも悩みのタネです。 その管理に僕はHashiCorp Vaultを推してますが、その理由を含めて説明します。 管理方法の課題 機密情報の管理で考えなければいけないことはたくさんあります。 データの暗号化 どこに保存するか 認証 アクセス…
概要 HashiCorp VaultにはCubbyhole Response Wrappingという仕組みが用意されています。 これによってトークンや秘密情報の受け渡し時の漏洩リスクを最小限にします。 課題・背景 人やマシンにトークンを渡す場合、 発行した人から漏洩する可能性 渡す際に…
概要 HashiCorp VaultにはDynamic Secretsという期限の付いた認証情報を動的に生成してパブリッククラウドやDBへのアクセスをセキュアに保つ仕組みが用意されています。 課題・背景 秘密情報とその周辺の認証を一元化し、適切な暗号化・Auditなどをしっかり…
概要 HashiCorp VaultのTokenにはLeaseという概念があります。 この概念によってよりローテーションを強制し、秘密情報のセキュアな管理をすることが可能です。 環境 Vault 1.2.1 default_lease_ttlとmax_lease_ttl root tokenを除く全てのtokenにはdefault_…
概要 KubernetesにはL4ロードバランサのServiceとL7のIngressがあります。 IngressはControllerによって挙動が大きく変わるので実際に手を動かして学んでみます。 環境 minikube 1.3.0 Kubernetes 1.15.2 nginx-ingress 0.24.1 nginx-ingress chart 1.6.19 H…
概要 Kubernetesの問題の1つに、マニフェストファイルがたくさんできるYAMLの壁と呼ばれるものがあります。 image mountするファイル label リソース割当 といった一部の要素だけ変えたい時、ほとんど構成は同じで似たようなマニフェストファイルが大量に出…
概要 KubernetesではRBACという、各種リソースへのアクセス権限を管理する仕組みが用意されてます。 たとえばPrometheusのようにKubernetesのAPIを叩く場合、各リソースへアクセスするための権限が必要になります。 今回はそれの基本的な仕組みや設定方法を…