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備忘録

Codecov を使ってカバレッジを表示

概要

前回の続きになります。今度はCodecov.ioというサービスを利用してカバレッジを表示します。

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こちらの右側にあるバッジのようにカバレッジを表示することができます。
TravisCIと連携させるので、分からない方は前回を参考にしてください。

環境

  • Go 1.3
  • TravisCI
  • Codecov

ログイン

GitHubかBitBucketと連携して使うので、OAuthログインしかありません。
右上にどちらでログインするかがあるので自分の環境に合わせて使用してください。

f:id:quoll00:20141207222313p:plain

私の場合はGitHubでログインします。

Travisと連携

ログインすると自分のリポジトリ一覧が表示されます。
カバレッジを表示したいリポジトリをクリックすると、以下のようにRepo Tokenと導入方法のドキュメントへのリンクが出てきます。

f:id:quoll00:20141207230825p:plain

Read our guidesをクリックします。
すると様々な言語の導入方法へのリンクが出てきます。

f:id:quoll00:20141207225937p:plain

今回はGo言語を選択します。クリックすると導入方法が表示されます。

f:id:quoll00:20141207230014p:plain

表示されたコードを

before_install:
  sudo pip install codecov
after_success:
  codecov

前回のTravisのテストに付け足します。

language: go
go:
- 1.3
before_install:
  sudo pip install codecov
install:
- go get code.google.com/p/go.tools/cmd/cover
- go get ./...
script:
- go test -v -coverprofile=coverage.txt -covermode=count
after_success:
  codecov

注意としてはprofileがcoverage.ymlcoverage.txtしか対応してないので、生成するカバレッジファイルの名前をちゃんと変更しておきましょう。

動作確認

この状態でTravis上でテストを走らせるとCodecovのマイページでカバレッジが表示されるようになります。

f:id:quoll00:20141207232613p:plain

詳細もこのように見ることができます。

f:id:quoll00:20141207232414p:plain

バッジをつける

カバレッジページの右上にMoreというボタンが有ります。

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そこにBadgeがあるのでクリックすると、各フォーマットでのバッジの書き方が表示されます。
GitHubはマークダウンなのでマークダウンのコードをREADME.mdに貼り付けます。

[![codecov.io](https://codecov.io/github/xxxxx/travis-test/coverage.svg?branch=master)](https://codecov.io/github/xxxxx/travis-test?branch=master)

コミットしてプッシュすると記事の最初にあった画像のようにバッジが表示されます。