概要
前回の続きになります。今度はCodecov.ioというサービスを利用してカバレッジを表示します。
こちらの右側にあるバッジのようにカバレッジを表示することができます。
TravisCIと連携させるので、分からない方は前回を参考にしてください。
環境
- Go 1.3
- TravisCI
- Codecov
ログイン
GitHubかBitBucketと連携して使うので、OAuthログインしかありません。
右上にどちらでログインするかがあるので自分の環境に合わせて使用してください。
私の場合はGitHubでログインします。
Travisと連携
ログインすると自分のリポジトリ一覧が表示されます。
カバレッジを表示したいリポジトリをクリックすると、以下のようにRepo Token
と導入方法のドキュメントへのリンクが出てきます。
Read our guides
をクリックします。
すると様々な言語の導入方法へのリンクが出てきます。
今回はGo言語を選択します。クリックすると導入方法が表示されます。
表示されたコードを
before_install: sudo pip install codecov after_success: codecov
前回のTravisのテストに付け足します。
language: go go: - 1.3 before_install: sudo pip install codecov install: - go get code.google.com/p/go.tools/cmd/cover - go get ./... script: - go test -v -coverprofile=coverage.txt -covermode=count after_success: codecov
注意としてはprofileがcoverage.yml
かcoverage.txt
しか対応してないので、生成するカバレッジファイルの名前をちゃんと変更しておきましょう。
動作確認
この状態でTravis上でテストを走らせるとCodecovのマイページでカバレッジが表示されるようになります。
詳細もこのように見ることができます。
バッジをつける
カバレッジページの右上にMore
というボタンが有ります。
そこにBadgeがあるのでクリックすると、各フォーマットでのバッジの書き方が表示されます。
GitHubはマークダウンなのでマークダウンのコードをREADME.mdに貼り付けます。
[](https://codecov.io/github/xxxxx/travis-test?branch=master)
コミットしてプッシュすると記事の最初にあった画像のようにバッジが表示されます。