2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
概要 gRPCはHTTP/2プロトコルをベースとしたRPCです。 なのでコネクションが永続化され、その中で複数のストリームがリクエスト・レスポンスを取り扱うため負荷分散に注意する必要があります。 今回はEnvoyというgRPCに向いたproxyを使うことでそれを実現し…
背景 ドメイン移管の関係でCloudFrontのDNSレコードをDNSimpleからRoute53へ移そうとしていたのですが、完全な移管手続前にRoute53側のレコードでエッジサーバにちゃんとアクセスできるか確認する必要がありました。 digのNS指定を使えばエッジサーバのIPは…
概要 以前はGraceful shutdownをするために以下のようなライブラリを使用していました。 github.com しかしながらGo 1.8 からGraceful Shutdown機能が標準で提供されるようになりました。 今回はその導入方法を紹介します。 環境 golang 1.10.3
概要 ConsulではSWIMやRaftといった技術を使っています。 今回はそれらを説明します。 環境 Consul 1.1.0 SWIM Gossip Protocol SWIMはGossip Protocolの一種で、主に クラスタのメンバ管理機能 メンバの障害検出機能 イベント伝播 で使われています。
概要 Docker 1.10からユーザ定義のネットワークでは内蔵DNSサーバが用意され、名前解決ができるということを以下の記事で述べました。 christina04.hatenablog.com 実は単に名前解決ができるだけでなく、Service Discoveryとしても機能するのでその紹介をし…
概要 ECS + awsvpc + Consul でService Discoveryができるようにします。 最終的にConsulにDNS問い合わせすることでECSのコンテナのIPを知ることができるようにします。 環境 Consul 1.1.0 Task Definition 結論を先にいうと以下のようになります。 [ { "nam…