Carpe Diem

備忘録

2023-01-01から1年間の記事一覧

ShellCheckでシェルスクリプトをLint

背景 普段プログラミングでは特定の言語を使っていますが、シェルスクリプトはビルドスクリプトをいじる時くらいしか使わず都度検索して調べ直す事が多いです。 また使い方が間違っていてもテストする文化が浸透していないため、期待しない挙動になっていて…

yttでテンプレートの変数に外部ファイルから値を注入する

背景 前回はyttに基本的な使い方を説明しました。 christina04.hatenablog.com 今回は少し実践的に、変数を外部ファイルとして扱ってサービス毎だったりdev/prdといった環境毎にYAMLを生成できるようにします。 環境 ytt 0.44.3 イメージ図 前回はテンプレー…

yttでテンプレートからYAMLを生成【基本編】

背景 似たようなYAMLを毎回コピペするのは運用が辛い ConfigMapのYAMLをdev, stg, prdで出し分けたい CircleCIのpath filteringでparameterを自動的に増やしたい といったようなケースでは、似たようなYAMLをパラメータだけ変更して自動生成したくなります。…

Bitwardenでsshキーを管理する

背景 仕事だと定期的にPCを交換しますが、そのたびにsshキーを全て最初から登録し直すのは非常に大変です。 かといって.sshをdotfilesとしてGitHubに管理したり、手動でコピーするのも転送経路をどうするかとか前PCから消し忘れたりとセキュリティ的に心配に…

MongoDB AtlasでContinuous Cloud Backupを有効化してRPOを小さくする

概要 MongoDB AtlasではContinuous Cloud Backupという機能を用いることでRPO(Recovery Point Objective)を1分にすることが可能です。 Dedicated Cluster Backups — MongoDB Atlas その他のストレージやデータベースではPoint in Time Recover/Restoreとい…

IstioのDestination RuleでCircuit Breakerを適用する

概要 christina04.hatenablog.com ではEnvoyでのCircuit Breakerの設定や挙動について説明しました。 IstioではDataPlaneにEnvoyを使っているので同じ様にCircuit Breakerを使えますが、設定するコンポーネントとしてはDestination Ruleになります。 Istio /…